What’s up!?こんにちは。
これまでの投稿で
ヒップホップの歴史をお話し
文化は大きな成長
そして様々なアーティストを
生み出していった話をしていきました。
その一組がRUN DMC。
Curtis Blowに続いて
ラッセルシモンズに見いだされたアーティストです。
以前の投稿はこちら
そんなラッセルシモンズが創設した
デフ・ジャム・レコードは
『LL Cool J』をプロデュース。
クイーンズ出身の若干16才の彼は
1984年にデビューし
翌年1985年に1stアルバムである
『Radio』をリリースします。
アイドル的な人気で
『カンゴールハット・大きいラジカセ』
など街中に大流行します。
その後Hip Hop初のバラードと呼ばれている
『I Need Love』をリリース。
女性より圧倒的な人気を得るようになります。
そのLL Cool Jに対し痛烈に批判したのが
『Kool Moe Dee』
公で初めてラップバトルをした
MCと言われています。
マンハッタン出身の彼は
70年代後半から『Treacherous Three』という
グループで活動。
このグループはステージ上で
初めて『ディス』ソングを歌ったアーティストとして
知られています。
『ディス』とは『Disrespect』の略で
要は尊敬するの逆。
侮辱したり軽蔑、バカにしたりといった意味です。
そんなグループよりソロ活動で
1987年にリリースした
アルバム『How Ya Like Me Now』
LL Cool Jの代名詞であったカンゴールハットを
車のタイヤの下敷きにするという
ジャケットを展開してきます。
またアルバム名ともなっている
『How Ya Like Me Now』で
LL Cool Jに対してディスしています。
このPV、LL Cool Jに見立てた人を
ステージからたたき落としたりしています(笑)
これによりLL Cool JとKool Moe Deeの
『Beef(ビーフ)』に発展します。
ビーフとはアーティスト間の論争のことで
暴力ではなく言葉での喧嘩のことです。
ビーフの語源はハンバーガー店
『ウェンディーズ』のCMでのこと。
マクドナルドなどのハンバーガーを
皮肉って『Where’s the beef?』といったことから
始まったといわれています。
ビーフはやられたらやり返す!
その後LL Cool Jは
『Jack The Ripper』という曲で応戦!
そしたらKool Moe Deeは
『Let’s Go』という曲で対抗!
そのやり取りの中で発表した
LL Cool J『Mama Said Knock You Out』
この曲は大ヒットし
グラミー賞も獲得しました。
その後もKool Moe Deeは
『Death Blow』という曲で応戦。
ここでビーフは終わっていますが
LL Cool Jのインパクトが強かった印象があります。
ディスの対象になり
アルバムの売れ行きも悪くなった時期だった
LL Cool Jにとって
この曲は起死回生の一曲でした。
もちろんダンサーにもマストな一曲ですね。
こんなヒップホップの文化の一つである
ビーフは歴史上のアーティストたちも
行っていました。
もちろん自分の信じる者を持って
活動しているアーティストだからこそ
自分のやっていることに誇りを持っていて
他のことをやっている人が
気に入らない所もあるのでしょう。
ただ両アーティストとも
偉大であることは疑いようがないですね。
LL Cool Jも今では俳優活動から
グラミー賞のメインMCを務めており
落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
またKool Moe Deeも自身著書で
過去偉大なアーティストランキングに
LL Cool Jを入れていることもあり
ビーフは決着がついていますね。
そんなアーティストたちの
歴史に触れてみても面白いですよ。
いかがでしたでしょうか?
ヒップホップの歴史では様々なことがあって
今の文化に行きついています。
また歴史上の時代に焦点を当てながら
ご紹介していきたいと思います。
では水曜日のレッスンスケジュールです。
17:10~18:20
Kid’s Jr. SP Class RIKIYA 詳しくはこちら
18:30~19:50
House 入門 Class TOMO 詳しくはこちら
20:00~21:20
Hip Hop Class HITOMI 詳しくはこちら
21:30~22:50
Hip Hop 初級 Class RIKIYA 詳しくはこちら
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では本日もレッスンでお会いしましょう。
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