What’s up!?こんにちは。
サウスブロンクスで生まれた
ヒップホップですが
1990年代は西海岸へのヒップホップが
大きく盛り上がった時期です。
そんな話を前回させていただきました。
これまでの投稿はこちらでチェック
N.W.A.を脱退したドクター・ドレーは
マリオン・シュグ・ナイトと
ヒップホップ界で最も極悪と言われたレーベル
Death Row(デス・ロウ)を立ち上げます。
そもそもレーベルを発足させた経緯も極悪。
N.W.A.の中心メンバー兼
ルースレス・レコードのCEOであるEAZY-Eを脅迫。
まだ契約が残っていたドレ―との契約を
解除させるというやり方でした。
そんなデス・ロウのロゴは
電気椅子に縛られ頭に袋をかぶり
刑の執行を待っている男。
そして色は血をイメージさせる赤色。
そんな危ない雰囲気を感じさせるデス・ロウは
そのイメージの通り
ギャングスタラップのオンパレードを
展開していきます。
デス・ロウから発売のアルバム第一弾は
前回紹介したドレーの
『The Chronic』
『The Chronic / Dr. Dre』
このアルバムはなんと
全米で500万枚以上のセールスを記録！
シンセサイザー音を使った
ギャングスタ・ラップ “G-FUNK”を確立。
新たなヒップホップを誕生させました。
他にもデス・ロウを語るには外せない
看板アーティストとして
ドレ―の弟分的存在としても知られる
Snoop Doggy Dogg（スヌープ・ドギー・ドッグ）
※現Snoop Dogg（スヌープ・ドッグ）
彼は所属していたグループ『213』
そのデモテープを聴いたドレーに見込まれ
『The Chronic』にフィーチャー。
そのアルバムで注目を受けたました。
スヌープの特長として
一度聴いたら忘れられない独特の声。
また異彩を放っていたヴィジュアルも
彼を一躍押し上げた要因の一つです。
そんなスヌープのファーストアルバムは
デス・ロウ第二弾アルバムとして発売した
『Doggystyle』である。
『Doggystyle / Snoop Doggy Dogg』
このアルバムは600万枚以上を売り上げ
今もヒップホップの歴史に蒼然と輝く一枚です。
このアルバムも”G-FUNK”一色！
ヒップホップが生まれた本場ニューヨークの
ヒップホップシーンを差し置いて
ギャングスタ・ラップは全米で大ブレイクしました。
またデス・ロウは
当時人気を不動のものにしていた
2Pac（トゥパック）にも目を光らせます。
MCニューヨークという名前でラップを始め
デジタル・アンダーグランドという
ラップグループに認められ1991年に加入。
その後2Pacに改名し
ソロデビューも果たします。
また学生時代に演劇をやっていたこともあり
俳優活動も行います。
そんな彼の演技は評価され
俳優として数多くの映画に出演、注目を集めました。
ただそんな彼は素行が悪い！
ギャングスタ的行動の数々を行います。
事件を起こしてはメディアを騒がし
彼のイメージは悪くなっていきました。
そんな悪いイメージとは裏腹に
強姦容疑で刑務所に入っていた2Pacは
刑務所よりソロ3作目のアルバムは
『Me Against The World』は
全米350万枚以上売り上げる大ヒットを記録。
『Me Against The World / 2Pac』
個人的には2Pacの中で一番好きなアルバムです。
そんな悪いイメージが
先行していた2Pacですが
デス・ロウにとってはうってつけでした。
シュグ・ナイトは2Pacを保釈するために
140万ドルを支払います。
その流れのままデス・ロウへ移籍。
その後すぐに
デス・ロウ移籍後の初アルバムである
『All Eyez on Me』をリリース。
『All Eyez on Me / 2Pac』
これまでの2Pacの作品より
ギャングスタ・ラップ色が強いのが特徴。
時代のニーズともかみ合い
全米で500万枚を売り上げます。
ただそんな順調に見える中
シュグ・ナイトの暴力的行動が
徐々にエスカレートしていきます。
脅迫などでイメージが悪くなり
決してシュグも否定はしない。
彼の行くところ訴訟と敵が増える一方でした。
またスヌープの殺人事件の被告として起訴、
ドレーとシュグナイトの確執などがあり
徐々に歯車がかみ合わなくなってきます。
そしてデス・ロウの存在が（だけではないですが）
アメリカのラップシーンを
東西に二分する程にまで悪化させます。
その悪化するお話はまたの機会に。
ただそんな一時代を席巻した
デス・ロウと”G-FUNK”。
今でも名曲として様々な場面で
流れています。
踊れる曲も多く個人的には大好きな曲が多いです。
是非一度聞いてみてください！
大ヒットした曲ばかりで
絶対に損はしませんよ。
では水曜日のレッスンスケジュールです。
17:10～18:20
Kid’s Jr. SP Class RIKIYA 詳しくはこちら
18:30～19:50
House 入門 Class TOMO 詳しくはこちら
20:00～21:20
Hip Hop Class HITOMI 詳しくはこちら
21:30～22:50
Hip Hop 初級 Class RIKIYA 詳しくはこちら
体験・見学随時受付中です。
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では本日もレッスンでお会いしましょう。
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