What’s up!?こんにちは。
前回はのヒップホップの歴史では
The Notorious B.I.G.(以下ビギー)の話を
させていただきましたが
Bad Boy、そしてDeath Rowの話をしたからには
本日はこの話をするしかありませんね。
これまでの投稿はこちらでチェック
西のDeath Row
東のBad Boy
このような構図になったのは
数々のヒットを出した
レーベル同士だからという理由だけでは
ありませんでした。
最初のきっかけは1994年11月。
東西抗争(Bad Boy VS Death Row)
始まりになりました。
2Pacはレコーディングに参加する為
ニューヨーク・タイムズ・スクエアの
レコーディング・スタジオを訪れていました。
その時に突然エレベーター付近で
武装した2人組に襲撃され
銃弾5発を浴びます。
そして4万ドル相当のジュエリーを盗まれました。
その時にスタジオの2階には
Bad Boyのビギー、コムズらが
別の部屋を借りており
レコーディングを行っていました。
2Pacは彼らBad Boyが
事件に関与していたのではとの非難をしました。
ビギーらはスタジオにいたことは認めたものの
たまたま居ただけであり
事件の関与自体は否定します。
またビギーはこのような言葉を残しています。
あの事件は、本当にたまたま
同じスタジオにいた時に起こったんだよ。
~以下中略~
単に俺を非難する材料を見つけただけなんだ。
その後2Pacは別事件で投獄されますが
Death RowのCEOである
シュグ・ナイトが行動に出ます。
何度も面会に訪れ
Death Rowへの移籍の話を持ちかけます。
そして以前の歴史でも書いたように
シュグ・ナイトは2Pacを保釈するため
140万ドルを支払い
その流れのままデス・ロウへ移籍。
こうしたいきさつを経て
現在でも商業的なライバルである
両レーベルの間で
激しい抗争が行われるようになっていきます。
両レーベルのアーティストが
メディア上や曲の中での数々の避難の声明。
といっても世間からは
東と西での抗争と呼ばれているが
両者が抗争した訳ではなく
主にデス・ロウが仕掛けて
バッド・ボーイは特に対抗しませんでした。
ただ誰が見ても
その抗争は明らかになっていました。
そんな抗争は悲しい結末を迎えます。
2Pac
1996年9月、マイク・タイソン戦を観戦後
車での信号待ち。
隣に白いキャデッラクが止まります。
すると突然
窓から銃弾が何発も打ち込まれ
複数回の銃弾を受けます。
その後病院に搬送されますが
6日後に銃創の傷が原因で亡くなりました。
2Pacの死が公になると
事件の黒幕はビギーなのではないかという噂が
まことしやかに世間には出回りました。
ただそれはビギーにも訪れます。
The Notorious B.I.G.
1997年1月、Soul Train Music Awardに
プレゼンターとして出席。
側近と共にホテルに戻る途中
赤信号で近づいてきた車が突如発砲。
放たれた凶弾に倒れ
搬送先の病院で死亡しました。
彼らの死に関する事件は
未だ解決されておらず
動機や犯人像について
様々な説が囁かれています。
ただ東西抗争は
ヒップホップ界に影響を与えていた
有能な二人のラッパーを失うことによって
治まることとなりました。
ビギーは死後16日に発表された2枚組のアルバム
「Life After Death」は
全米アルバムチャート1位を獲得。
2000年にヒップホップアルバムとしては異例である
ダイアモンドディスク(1000万枚売り上げ達成)の
認定を受けています。
Life After Death / The Notorious B.I.G.
また2Pacも同じく
残されていた数々の未発表曲を
母親によってリリースされていきます。
死後初めて出されたアルバム
『R U Still Down』はポップ・チャート初登場2位。
R&Bチャートでは2週目にして第1位に輝きます。
R U Still Down / 2Pac
いまだに謎が多い結末ですが
そんな真相に様々な視点から迫ろうとしています。
こんなDVDもでており
様々な関係者が様々なことを語りますが
真相は闇の中。
現在はこういった鉄は二度と踏まないようにと
二人には敬意を示し
文化は成り立っています。
そんな知っておかなければならない歴史です。
ただそんな時代だからこそ
活気があったこともあり数々の名曲。
わたしも大好きな曲が本当に多いです。
是非色々調べて聞いてみてください!
このブログではそんな歴史をかいつまんで
投稿していきます。
木曜日のレッスンスケジュールです。
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Hip Hop 初級 Class RIKIYA 詳しくはこちら
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では本日もレッスンでお会いしましょう。
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